輸入各種手続きの流れを大公開【無料公開します】
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輸入をしてからお客様へ商品が届くまでどんな流れなのか?
海外商品を購入しようと思っているけど、どんな手続きが必要なのか流れが知りたい。
という質問に回答していきます。
記事内容
- 商品を購入してから輸入するまでの流れ
- 輸入ビジネスの流れ
- 輸出の流れ
輸入歴3年の実績がある立場からお話させて頂きますので多少は参考になるかと思います。
目次
- 通関手続きについて
- 外部倉庫を活用する
- 輸入と輸出は表裏一体
商品を購入してから輸入するまでの流れ
商品を購入してから各工程を通過しますのでご紹介していきます。
通関手続きについて
通関手続きとは貨物の輸出入に際して、関税法や、輸出入管理法により、税関に対し、所定の手続きを経て税関長の許可を得るための一連の手続きのことです。
貿易において貨物を輸入及び輸出しようとする者が、必要な検査を受けた後に税関から輸出入の許可を受ける手続きで、この許可を得ないと輸出入が完了したとはならず、輸出の場合は内国貨物から外国貨物にならないために船積できません。
例えば賞品を通関手続きなしで行ったり、申告金額などを虚偽を行った場合は密輸となり犯罪となります。
海外から輸入する際は必ず通関手続きを行い、適切な申告をするようにしてください。
輸入ビジネスの流れ
輸入ビジネスと言ってもいろいろとありますが、輸入して販売する流れとしては大枠同じですので順番に解説していきます。
仕入れ先 | 輸入 | 販売先 | |||||
アメリカ | → | → | → | → | → | 日本 | |
アメリカAmazon | →アメリカ外部倉庫 | → | 通関→ | 日本外部倉庫 | → | 日本Amazon | |
商品仕入れ | 検品、梱包、出荷作業 | 書類、物品検査 | 検品、梱包、出荷作業 | 販売 | |||
ショップ | 運送会社→輸入申告 | 運送会社→配送 | あなた | →納税→国 | |||
外部倉庫を活用する
輸入して販売するということは同じですが、外部倉庫倉庫を活用してビジネスを展開した方が効率的です。
外部倉庫を活用することによって、ます多くの商品を取り扱うことができます。そして何よりも商品を受け取って検品、検査、梱包、出荷という作業を全て任せることができます。
それによりその作業をする時間に他の作業をする時間が確保でき、利益に直結するようなことができるようになります。
例えば新商品の開発などはどんな商品がお客様が欲しがるのか、その商品ジャンルは他にどんなメーカーがどれくらいの値段で販売しているか、月にどれくらい売れているのか、法律はどうなっているのか?
などやることは無限にあります。そのため、単純作業をやっていると新商品などを開発する時間は無くなってしまいます。
外部倉庫を契約してできるだけ単純作業は任せるようにしてください。
倉庫代金を払うのは抵抗があるかもしれませんが、それ以上に何倍以上のリターンとして返ってきますので、ぜひ契約をしてみてください。
輸出の流れ
輸入と輸出は表裏一体です。
輸入ビジネスなので輸出は関係ないと言いたいとこですが、実は輸入車も輸出をしなければならないことがあります。
なぜなら輸入して問題があった時とかは返品して交換してもらうことは物販ではつきものです。
返品=輸出となります。
なので輸入の流れの次は輸出の流れをざっくりご紹介します。
仕入れ先 | 輸出 | 販売先 | |||||
アメリカ | ← | ← | ← | ← | ← | 日本 | |
通関← | 日本外部倉庫 | ← | 日本Amazon | ||||
販売 | |||||||
あなた | |||||||
お客様 | |||||||
アメリカ | ←運送会社 | ← | 通関←運送会社 | 日本外部倉庫 | ← | 日本Amazon← | 返品 |
販売元 | 返品完了 | ||||||
←返品 |
輸入と輸出は表裏一体
輸入量が増えてくるとそれに比例して輸出量も増えてきます。
輸出とは先ほど説明した通り仕入れ先への返品ですが意外と多いです。
なぜなら製造メーカーも検査をして合格品の実をお客様へ配送してはいますが、人間ですので大手の優良企業ですらミスはゼロというのは極めて低いです。
そして海外メーカーは日本メーカーほどきっちりしていませんので、日本人からすると海外メーカー商品は得に物足りないような意見を言ってしまいがちです。
ここらへんは文化的な違いですのである程度はある程度は仕方ないですが、エンドユーザー様から言わせるとそんなことは知ったことではありません。
それともう一つ返品がある理由は輸送時にダメージなどが起こってしまし、商品に傷がついたり場合によっては破損してしまうことがあります。
ですが、返品可能であれば輸出という形で返品をして交換をして貰います。
なのでどうしても仕入れ量(輸入が)増えるほど、返品(輸出)が増えるということは自然の摂理となります。
もちろん例外はありますが、だいたいはこんな流れになるかと思います。
まとめ
輸入の流れを簡単に説明しましたが、輸入ビジネスをするのであればお枠は理解しておくことをお勧めしますが、必須ではありません。
正直輸入の流れを把握しておかなくても儲かる商品を輸入して販売したら儲かりますが、輸入ビジネスをするのであればビジネスの流れは把握しておく方が戦略的にできますのでこちらは必須で把握しておきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。