輸入 関税 | TOSHIAKI’s Blog
輸入時に掛かる関税について
輸入する時の関税って一体いくら掛かるの?
輸入関税はどうやって払うのか?計算方法など知りたいって方に簡単に解説していきます。
記事内容
- 輸入する際に掛かる関税はいくらか
- 関税の支払い方法
- 関税の計算式
輸入する際に掛かる関税はいくらか
関税の算出方法は、原則として輸入申告時の貨物の価格または数量を課税標準として課すると定められています。税額を算定する時の基礎となるものを課税標準といいます。課税標準が価格によるものを従価税品、数量によるものを従量税品といいます。従価税品の場合、課税標準となる価格(課税価格)は卸売価格に運賃、保険料その他加算要素を加算した合計額(CIF価格)です。加算要素とは売り手が買い手から原材料を無償で提供される当該部材の評価額などです。なお、課税価格は1,000円未満を切り捨てて計算し、算出した関税の額については100円未満を切り捨てます。
外貨建て価額の円貨換算率は、輸入申告日のレートではなく、税関の公示レート(輸入申告日の週の前々週の為替相場の週間平均値)が適用されます(ジェトロより)。
関税の支払い方法について
関税の支払い方法は以下2つがあります。
輸入関税を代引き支払いですと業者が立て替えてくれているため、立て替え手数料が発生することがあります。
なので関税の支払いは口座引落設定をしておくことをお勧めします。
- 代引き払い
- 口座引落
代引き払い
商品を受け取る際に、関税消費税をお支払いする必要があります。
関税の支払いは基本的に現金払いとなりますので、到着予定日には現金を用意しておくようにするとよいです。
問い合わせ番号に問い合わせると関税が掛かっているなどの情報も入手できますので、心配であれば事前に確認しておくとよいです。
先ほども説明した通り、関税消費税とは別に手数料が掛かり場合があります。頻繁にに輸入して関税を支払うのであれば口座振替にしておくと手数料もなしで便利です。
口座引落
輸入頻度が高ければ口座引落をしておくことをお勧めします。
設定していくと輸入した際に自動的に口座から関税が支払われます。
輸入時期には指定口座へ現金を入れておけば問題ありません。
口座引落にしておくと手数料が掛からない他にも素早く通関ができるなどのメリットがある為、配送も多少早くなります。
関税消費税の口座引落設定はいろいろありますが、各国際郵便のアカウントを持つと設定できます。
あとは少々手続きが必要ですが、リアルタイム口座を持つことである程度の運送業者に対応してくれます。
関税の計算式
関税は消費税と違って単純に8%かけるという計算ではありません。
商品ジャンルや種類によって細かく分けられますので、正直性格に計算するのは専門職以外不可能に近いです。
ですが、輸入ビジネスをしている人でしたら関税がどれくらい掛かるかの目安の計算が分かれば特に大きな問題はありません。
なのでざっくりとした計算方法をお伝えしていきます。
現時点で消費税8%ですので、13%くらいを商品価格と送料にかけると関税消費税が含まれる金額で予想ができます。
もちろん若干の前後はありますが、だいたい関税計算を簡単にするなら13%くらいで算出できます。
つまり、以下のようになります。
(商品10万円+送料5000円)×関税消費税13%=仕入れ商品価格
この場合ですと、118650円になる計算です。
私が実際に計算しているやり方で調べたところなんとなく的を得ていたので参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。