上司と合わない人がやりがちな特徴【上司と良好な関係を築くには?】

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職場の上司と合わなくて困っている人「職場の上司と考えが合わないなー仕事や会社は嫌ではないけど、どうしても上司と合わない時はどうしたらいいのか?上司とうまく付き合う解決策を教えて欲しいです。」

こういった疑問に応えていきます。

本記事の内容

  • 上司と合わない原因は『全て自分の責任である』と考える
  • 上司と合わない時の対処法
  • 会社で出世するには『上司との関係性が重要』

この記事を書いている私は、社会人12年目です。
僕は上司と良好な時期と合わない時期と両方を経験済みです。

実体験に基づいて解説していきます。

上司と合わない原因は『全て自分の責任である』と考える

上司と合わないと嘆いている人は、「原因は全て自分にある」と考えるようにしてください。

理由としては、上司を変えることもできなければ、考えを変えることも不可能です。

ですが、あなた自身が変わることは唯一可能です。

まずはあなたの考え方、行動を見直してみることから始めてみてください。

例えば、上司の言われたことが的確にできているか?

恐らく「できているつもり」になっている人が多いと思います。

的確にできているのであれば、うまくいっているはずです。

自分自身がやっていることをもう一度見直して、改善できる箇所はしていきましょう。

改善点がなければ、同僚に相談したり、直接上司へ聞くのもありです。

体験談:入社1年目の僕が、上司からもらった悪いレビューの話

入社した1年目の僕は、会社で実績を上げることばかり考えていました。

結果が全てで、とにかく結果を出すことに注力していました。

周りの同僚や先輩たちは、結果よリも上司とのコミュニケーションなどを大切にしていたので、そこまで実績はあげていません。

僕からしたら、周りの人たちは実績もそこまでで、話ばかりしていたので、サボっているように見えていました。

僕は上司と必要最低限の会話以外はしておらず、常に自分の仕事を淡々とこなし、取引先や後工程の担当者としか会話をしませんでした。

僕は真面目に仕事をしているので、当然サボっている周りの同僚に比べるとレビューはいいはずと思い込んでいました。

そして、上司からのレビュー結果をもらう時がきて、衝撃を受けました。

結果は悪いレビューです。

上司からの意見は以下の通りでした。

「一人で夜遅くまで残業して、上司に報告も一切ないので何をやっているかさっぱりわからない」とのこと。

会社のために、上司に評価されるために、合理的に仕事をしている結果が「最悪のレビュー」で衝撃だったのは忘れることはないです。

そしてもっと驚くことは、普段僕よりも実績をあげておらず、話ばかりしてサボっている人は評価が高く、昇給していくことです。

会社というのは実績より、いかに上司と上手にやることが必要なのかを体験した1年目でした。

僕としては「頑張って仕事をしていた」のですが、上司からした僕は「報連相ができない仕事をしてるつもり」になっている社員という評価です。

僕からしたら、同僚や先輩は「仕事もせずに遊んでいる」と思っていたのですが、上司からしたら「しっかり上司へ報連相ができて働いてくれる」優秀な社員です。

会社という組織はこういったすれ違いが多いです。

それが会社というものだと今は理解していますが、最初はわからないもので苦労した時期がありました。

なので、僕と同じように悩んでいる人に参考になる本を紹介しておきます。

有名な本なので、知っている人が多いですが、まだ読んだことがない方はぜひ手に取って実際に読んでみてください。

上司と合わない人は下記で書いてある箇所を重点的に読むと参考になります。

本の内容を一部抜粋してす紹介します。

問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である。 そのような考え方は、自分の外にあるものに支配されるのを許していることだ。だから、変化のパラダイムは「アウトサイド・イン」になる。 自分が変わるためには、まず外にあるものが変わらなければならないと考えるのだ。 それに対して主体的な人の変化のパラダイムは、「インサイド・アウト」 である。自分自身が変わる、自分の内面にあるものを変えることで、自分 の外にあるものを良くしていくという考え方だ。 主体的な人は、もっと才能豊かになれる、もっと勤勉になれる、もっとクリエイティブになれる、もっと人に対して協力的になれる、というように考える。

上司と合わない人は「上司のせいにしている」考えが問題であるということです。

自分自身が変わることにより、周りが変わり、結果より良くなるという内容です。

つまり、主体的な人になる必要があるということです。

上司と合わない時の対処法

上司と合わない時の対象方は以下3つが解決策です。

  1. 自らコミュニケーションをとる
  2. 上司のことを相手にしない
  3. 部署異動をする

自らコミュニケーションをとる

嫌でも相手はあなたの上司ですので、どんなクソ上司でもあなたからコミュニケーションをとるようにしましょう。

コミュニケーションといっても幅広いので、順番に解説します。

先ずは当然ですが、必ずあいさつをしましょう。

朝出社した際は「おはようございます」

昼に顔を合わせた際は「お疲れさまです」

何かしてもらった際は「ありがとうございます」

電話や上司の席に行く際は「今お時間よろしいでしょうか」

電話を切る際は「失礼します」

など、最低限のコミュニケーションをしっかりとるようにしましょう。

その上で、上司と仕事へ仕事の相談をしたり、世間話をしたりすると効果的です。

最初はうざがられたり、そっけないかもしれませんが、継続的に話しかけられると上司も徐々に心を許してくれるようになります。

最初は大変かもしれませんが、長期的には効果大なので、やってみてください。

ウザがられたりしたら、あなたの勝ちです。

次に、飲み会などは必ず行くようにしてください。

上司は飲み会の出席について敏感に反応しますので、飲み会に出席しない人は嫌われやすいです。

普段職場では冷たい人もお酒が入ると優しかったり、話をしてくれる人がいますので、お酒の場所にも顔を出して上司と積極的に話をするようにしてみてください。

上司とうまく付き合いたい人は上司の隣でお酒を注ぐだけで、喜ばれます。

ぜひ試してみてください。

そして、職場で飲み会がない場合は、あなたが主催者になって上司に「飲み会をしましょう」と提案してみてください。

実は飲み会がしない人もいますし、最初は嫌がられても何度も言うと「一度は開催してみよう」となることがあるので、こちらも積極的にいきましょう。

上司と合わないことの多くはコミュニケーション不足です。

コミュニケーション不足によって小さなすれ違いができ、チリが積もって大きくなることが多いです。

上司はプライドが高いので、あなたから積極的にコミュニケーションをとることによって、考えが変わり好転していきます。

特に今の昭和世代の上司の中には口下手でお酒がないと話せない人も多いので、職場でうまくコミュニケーションが取れない場合はお酒の力を使いましょう。

上司のことを相手にしない

そこまで上司のために頑張りたくない人は、上司を無視しましょう。

仕事や表面上の付き合いにしてあとは、一切無視すると気持ちが楽になります。

上司のことを相手にしないと相手もあなたのことを無視するか、嫌がらせをしてきます。

必要最低限の会話だけで仕事ができればいいのですが、相手が嫌がらせをしてくる時があります。

万が一嫌がらせがあった際は、証拠を残しておくようにしてください。

メールは印刷したり、保存したりなど。

口頭で言われたことは録音など。

方法はいろいろありますので、相手が嫌がらせをした証拠を残すようにしておくと合わない上司を追い出す材料になります。

上司が部下に対して嫌がらせをする行為は「パワハラ」になりますので、パワハラがあれば「会社へ報告する」もしくは「労働基準監督署」へ連絡をするとすぐに対処してくれます。

あなたが無視したことによって上司がいなくなればラッキーですね。

部署異動をする

無視することはできないという人は、部署異動するか転職活用することを視野に入れた方がいいです。

会社が嫌でなければ、部署異動届を出して他の部署に異動するのもありです。

上司に部署異動の話ができなければ、その上の上司に相談してみてください。

必ずしも部署異動ができるわけではないので、部署異動したい理由を明確に準備しておいてください。

理由がしっかりしていなければ、断られてしまうので、しっかりした理由を用意しておくことを忘れないようにしてください。

また、転職活動もありですが、どの会社にも職場にも嫌な上司はいるものです。

そして最初に話しましたが、上司と合わないのは「自分に責任」がありますし、「コミュニケーション不足」がほとんどです。

良い上司に当たれば幸運ですが、良い上司に当たらなかったことを考えるとやはり自分自身を磨くことが必須です。

と言うことでコミュニケーションを上手にとるのに役立つ本を紹介します。
最新の本を載せておきます。

こちらは今人気の本です。
書店にズラリと並んでいますので、多くの人はコミュニケーションで問題を抱えているのがわかりました。
こちら仕事でも恋愛でも使えるので、ぜひ読んでみてください。

少し古いですが、面白い内容なので、ぜひ読んでみてください。
コミュニケーションを上手にとると上司を操ることができます。

会社で出世するには『上司との関係性が重要』

残念なお知らせですが、会社で出世するには上司との関係性が重要です。

上司と合わないと嘆いているあなたは出世するのは遅れます。

理由は上司があなたのことを評価するので、上司があなたと合わないと感じているならあなたが出世するのは時間がかかります。

ですが、その上司とずっと同じ部署にいる可能性は低いので、3年くらい経つと上司は異動があるので、移動時期まで辛抱するか、もしくは上司と良好な関係になれるように頑張ってみてください。

実体験:無能な同僚がゴマスリで出世した話

会社で出世するには上司に気に入られる必要があります。

いくら仕事ができても上司に気に入ってもらえなければ評価されないので、出世することは難しいです。

理由としては、上司が全て査定をつけるので、出世するの上で大切なことは仕事ができるようりも上司に気に入ってもらうことの方が日本では大切です。

どうして出世するには上司に気に入ってもらう必要があるのか?

上司から見れば、自分の言うことを聞いてくれる可愛い部下の方が使いやすいからです。

いくら仕事ができたとしても自分の言うことを聞いてくれない生意気な部下だと使い勝手が悪いので、自分の側に置きたくない心理になります。

実際に僕の同期は上司に気に入られて役職がついています。

ではその同僚は優秀なのか?

ぶっちゃけ優秀ではないが、上司の言うことを聞く可愛い部下でした。

仕事が特別できなくても、嫌な仕事や上司に言われたことを素直にやっているのが評価されて出世していきました。

なので、出世するには仕事ができることより、上司に好かれることをやった方が出世できる可能性がぐんと上がりますので、出世したい方は上司に気に入られるように頑張ってみてください。