プリンセス・マーケティング「女性」の購買意欲をかき立てる7つの大原則を読んでみた感想!

Life

プリンセス・マーケティングを読んでいない人「プリンセス・マーケティングの本の内容が知りたい。女性へのマーケティング方法など女性に向けて商品を販売するにはどうしたらいいか教えて欲しいです。」

こういった疑問に応えていきます。

本記事の内容

  • 女性と男性では、求めている「ストーリー」が違う
  • 女性と男性では、登場人物の「設定」が違う
  • 女性と男性では、「未来」の見せ方が違う

この記事を書いている僕は、実際に読んで記事にしています。

女性と男性では、求めている「ストーリー」が違う

女性と男性で登場人物の設定が違うことすら考えたことがなかったです。

ぼくは男性なので、男性が考えていることはなんとなく理解できるのですが、女性は理解できないです。

ただし、なんとなくこんな感じかなと思っていたのですが、著書に書いてあることとぼくが想像していたことはギャップが大きかったことに衝撃でした。

今まで男性向けの考え方で商品を販売していましたが、ターゲットは男性だけに絞っていなければ、著書を読んで女性が考えていること、女性へのアプローチ方法などを学ぶと効果的です。

確かに今まで男性と女性に販売方法を変えている人は、あまりみたことがないかもしれないので、この本を参考にしてこれからのビジネスに活かすのが楽しみです。

男性たちが、ハリウッド映画やロールプレイングゲームの「ヒーロー・ストーリー」に熱狂する一方で、女性たちが支持する

「女性がされる主人公」の典型的な物語として世界中で知られているのはディズニー映画に代表「プリンセス・ストーリー」でしょう。

「男性が主人公」の物語では、平凡だった主人公が自分の使命を自覚し、同じ志を持つ仲間とともに、試練をくぐり抜けて成長していきます。

勇敢な戦士として怪物と戦い、古い秩序や価値観を壊して新しい秩序を打ち立て、世界を救うのです。

凱旋を果たしたい英雄は多くの人々に賞賛され、名誉や財宝を手に入れます。

ゴールとなるお城では「ご褒美」として美しい姫が待っているのが典型的なこの展開は「桃太郎」の鬼退治にも「スターウォーズ」にも当てはまる、普遍的な流れといえます。

一方、「女性が主人公」の物語では、今いる場所に漠然とした「違和感」を感じている主人公が、何かのきっかけで「自分が何者であるか」に気づき始めるところからスタートします。

冒険や戦いを迫られたとしても、それは過去の暮らしを捨て「自分が未来、当然いるべき」だと感じる「新しい世界」で生きるまでの個人的な旅に過ぎません。

自信を持って活き活きと輝く「新しい自分」になって「これまでの延長上にはない未来」を生きはじめルコと自体がゴールなので、「ご褒美」としての名誉や財宝はないのが普通です。

他人からの評価は必要ありません。

「自分らしさ」を取り戻し、「自己充足」することこそが究極の目的なのです。

そのため、ヒーローのように名を上げて故郷に戻ることもありません。

物語の結末は、『シンデレラ』や『人魚姫』のように、これまで生きてきた世界から断絶された「新しい世界」に行ったきり。

もしくは、『アナと雪の女王』のように、戻った世界自体が、次元が1つ上がった「新しい世界」に変化しているため、これまでの延長上ではない「自分らしい暮らし」が新たにはじまります。

いずれにせよ、主人公の女性が「これまでの自分」のあり方に違和感を感じ、「自分らしい生き方」を探し始める内面の冒険が、目に見える形に現れているのが「プリンセス・ストーリー」なのです。

男性が主人公の物語

世界を救う「使命」を自覚

ゴールに向かって「試練」をクリアしていく

旧来の価値観や秩序を「打ち壊す」ために戦う

世界を救って「凱旋」し「ヒーロー」になる

女性が主人公の物語

「本来の自分」は何者であるか自覚

本来自分がいるべき「場所」に近づく

古い世界に「押し止めようとする力」と戦う

「新しい世界」で「自分らしく」生きる

女性と男性では、登場人物の「設定」が違う

主人公が男性か女性かの違いは、他の登場人物たちが果たす役割や行動にも影響を与えることになります。

男性と女性で、それぞれが無意識に求めている「理想の物語」が違った展開を見せるからです。

他の登場人物の「設定」が異なる

男性の主人公は、実力を備えて理想を勝ち取っていく世界に住んでいるので、

次々と現れる試験を攻略しながら常に前に進み、より広い世界を目指すことが大前提。

「自分で一歩ずつ登らなければいけない段階」が目の前にあるようなものです。

そのため、冒険をともにする仲間たちも、それぞれが持つ戦闘力で戦いに貢献し、経験値を積んでレベルを上げていくことが求められています。

けれど、女性の主人公は、あくまで「本来の自分」に「戻る」だけ。

ですから、そもそも目の前に自分が登らなければならない「階段」があるという前提がありません。

いくら自分でコツコツ努力してレベルアップを図ったとしても、今走っているレールの先には欲しい「未来あるべき真の姿」をどれくらい強く信じられるかにかかっています。

仲間たちはいっしょに戦うというよりもむしろ、主人公の内面をサポートする役割を担うため、ミスを連発して愛想のかい引っ張るような小動物でもよいのです。

つまり、物語の初期設定が違えば、冒険のきっかけとなる出来事も、理想へのアプローチの仕方も、物語の途中で主人公が抱きがちな不安や悩みも違ってくるのです。

不満の正体は自分でもわからないが、「新しい自分」をあきらめ切れない

今は商品もサービスもあふれている豊かな時代です。

しかも、市場全体で品質が向上し、どれを選んでも大きな失敗をすることは無くなりました。

では、星の数は競合がある中で、そうすれば女性のお客様の心を奪えるのでしょうか。

特に、女性は、「わぁ素敵!」と、まず先に感情が動き、その後、「欲しい」という気持ちを頭で正当化して、行動に移す場合がほとんど。

ですから、まずは女性たちが買い物に至る心理を正しく把握することが、最初の一歩です。

あきらめ切れない「新しい自分」

「プリンセス・ストーリー」の女性主人公たちは、ほとんどの場合、現状にちょっとした「不便さ」や「束縛感」を感じています。

使用人のようにこき使われるシンデレラや海の世界で生きる人魚姫、塔の中で閉じ込められているラプンツェルなどの主人公は、ふとした瞬間に

「どうしてこんな目に遭っているのだろう…本来の私は、もっと自由でいきいきと輝いているはずなのに何かが違う、何かが足りない」

という漠然とした感覚を抱いているのです。

現実の生活に、はっきりとした不満があるわけではありません。

ですから、どうしてそのうような違和感や欠乏感を感じているのかは、本人にもよくわからないまま。

代わり映えしない退屈な毎日の中で小さな幸せを見つけ、なんとか空虚な気持ちをごまかして生活しています。

現実的に考えると、貧しい身なりの女性が王子に見初められたり、人魚が人間になるなど、「ありえない」はずです。

つまり、そもそも女性にとっての「新しい自分」は今の暮らしの延長上にはなく、努力すれば手に入れられるというものではありません。

運命をあきられない気持ちがあっても「自分ではどうしようもない」無力感の中で、健気に振る舞うしかない不合理な状況こそが、

女性が主人公の「物語」のはじまりです。

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女性が求めているのは「これまでと、まったく違う人生」

一方で、男性たちが目指している「新しい自分」はより現実的で獲得可能な未来です。

自分が奮い立って努力し、運が味方をしてくれれば、手に入れられる可能性は感じられます。

今は惨めで満足できない状態であり、「今の自分」のままでは「果てしない夢」のまま終わってしまうかもしれません。

けれど、何かのきっかけでスーパーマンに変身できるようになったならば、飛躍的に能力が向上した「新しい自分」は世界を救うことができるのではないか。

そんなほのかな期待からはじまるのが、男性の主人公の物語なのです。

つまり、男性たちが求めている「新しい自分」であり、今の配役のままの自分に「特別な能力」が付加されることによって、現在進行中の同じ「物語」の「結末」を変えるのが、

男性たちの「ヒーロー物語」だと言えるでしょう。

けれど、女性の主人公にとっては「今の自分」に、いくら「新しい能力」が備わったところで「仮の姿」のまま。

次元の違う存在である「本来の自分」にたどり着けません。

ですから、女性の主人公は、これまでの延長常にない「別の自分」を生きるために、「過去の自分」から解放され「自由」になる飛躍的な

出来事を経験することになります。

つまり、何か突拍子もない事件が起こって、これまでの自分の人生とは断絶された「まったく違う人生」を生きることこそが、女性たちの物語の結末である

「新しい自分」の中身です。

プリンセス物語の本質は、これまでの延長上にない「本来の自分」になって、「自分らしい人生」を生きたい、

「自由」になりたいという、独立解放の物語があります。

だからこそ、女性にとっての商品やサービスの購入は、今の自分を進化させる「手段」というよりもむしろ、これまでの延長上にない「まったく新しい人生」を

生きることを可能にしてくれる「運命の出会い」なのです。

確かに映画やドラマなどの主人公が男性、女性と分かれるだけで全くストーリーの内容が違うことを改めて理解した。

ぼくは男性なので、基本的に主人公が男性の映画やドラマばかり見ている気がする。

男性が主人公でアクション映画などの次々に新たな敵が現れて、なんとか乗り切るような内容のストーリーをよく観ますが、

まさに男性をターゲットにしている感じがわかり、勉強になる内容でした。

女性が主人公の場合、面白いと思わず、つまらないと感じることがあるので、あまり見ていない気がします。

特によくわからないのが、本来の自分に戻るというところ。

本来の自分がそもそもわからないので、男性には理解できないのかな?と思ってしまいました。

けれども女性とはそういった考えを持っているということだけは理解できました。

また主人公が女性の物語については、ほんとに映画やドラマのような世界観で生きているのだなと改めて感じました。

男性が主人公の場合は、どちらかというと現実的なストーリーですが、女性の場合ですと最後にありえない急展開が待っていたりなど、まるでジェットコースターののような

波乱万丈の内容だなという印象です。

男性とは全く違う考えに驚きました。

女性の考え方を知るにはわかりやすい内容なので、必ず読んでおくべき本ですね。

女性と男性では、「未来」の見せ方が違う

女性と男性では見せ方が対照的に違います。

わかりやすく漫画で例えます。

少年漫画の場合、どんなに小さな一歩でも「俺たち凄いんじゃない?天才かも!このままどんどん上手くいったら、世界征服かも…」と考える主人公が多く登場するのに対し、

少女漫画の主人公に自信満々の女の子が採用されることはまずありません。

「あの根拠のない自信は、どこからくるのだろう?」と思えるくらいに全能感にあふれた男性の主人公とは対照的に、典型的な女性の主人公は、

自己評価が低く、すぐ不安になりがち。

それなのに、いきなり複数のイケメンにチヤホヤされる環境に置かれ、「どうしよう…?!」と半ばパニックになる設定が少女漫画には多くあります。

自分で努力しても、自信が持てない

昔ながらのプリンセス・ストーリーの主人公たちも、当初はためらいがちで自信がない場合がほとんど。

というのも、女性が主人公の物語の多くは、自分で努力をして実績を理解していく話にはなっていないため、戦ってレベルアップするたびに、

ちゃんと自信を積み重ねていける男性の主人公とは、事情が異なります。

女性の物語では、ときに「本来の自分」の姿を垣間見たとしても、今の「仮の姿」を断ち切るための武器を手にしているわけだけではありません。

その上、一歩ずつ目的地に近づけるわかりやすい課題が目の前にあるわけでもないのです。

それでころか、女性の主人公は、自助努力によってゴールに近づこうととしても、

運命に翻弄されてうまくいかない場合が多く、かえって自信を打ち砕かれることも多くあります。

例えば、シンデレラが、お城の舞踏会に国中の女性が招待されていることを知って、母親の形見のドレスを着ていこうと

リメイクしても、継母や姉たちに邪魔されて計画を果たせないのと同じです。

自信がない初期設定から、勇気を持って一歩を踏み出しても、ことごとく失敗するとなれば「やっぱり、私なんてダメなんだ。夢見ること自体が、間違っていたんだ」と、

さらに後ろ向きになるのも当然でしょう。

自信が持てるように導く

自分自身のあるべき「本来の姿」に気づいて、正しい場所に戻る単純なストーリーにも関わらず、

その「本来の自分」を心から信じること自体が極めて難しいという設定になっているのが、女性の物語の特徴です。

そのため、女性のお客様に売る方法を考える際には、努力を積み上げることを迫ること自体が不適切なこともあります。

むしろ、本当に必要なのは、本来の正しい姿を鏡のように映し出す、外部からのポジティブな評価です。

女性たちは、はじめからレベルは上がり切った状態の「本来の自分」として存在しているにも関わらず、

自分だけの力では、「本来の自分」に確信が持てない状態にありますが、「やっぱり私は、この道を進んでいいんだ」

という自信さえあれば、もともと行動的な女性たちにとって障害となるものは何もありません。

つまり、パワーで押していくというよりも、ちゃんとサポートをして励ますことで、「本来の自分」に確信を持ち続けられる

ようにすることこそ、女性の物語をゴールへ導く鍵なのです。

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