2020年最新プログラミング言語ランキング【年収別と次に習得する言語ランキング発表】

プログラミング言語ランキングが知りたい人「プログラミング言語の人気ランキングが知りたい。どんな言語がランキングされていて、なぜ人気ランキングに入っているかなど知りたいです。これからプログラミング言語を学習する上で人気ランキングに入っている言語を選択したいです。」
こういった疑問に応えていきます。
本記事の内容
- 2021年最新プログラミング言語人気ランキング
- プログラミング言語の年収ランキング
- 次に習得したいプログラミング言語ランキング
この記事を書いている私は、プログラミング歴1年。
現在もスクール生として勉強中です。
プログラミングの独学について、実体験に基づいて解説します。
2020年最新プログラミング言語人気ランキング
結論として、以下が2020年最新のプログラミング言語ランキングになります。
プログラミング言語人気ランキング2020(日経×TECH)まずは日経×TECHの会員440人が普段使用しているプログラミング言語のランキングです。
プログラミング言語人気ランキング2020(日経×TECH)
RubyやPHPを遥かに上回り、C言語やPython、JavaScriptが人気なのがわかります。
人気の理由を見ていきます。
1位 C/C++
1位はC言語で、1972年に開発されたコンパイル型プログラミング言語です。コンパイル型プログラミング言語とは人間が書いたプログラムをコンピューターが理解できる形式に変換してくれるプログラミング言語です。歴史ある言語であり、未だに根強い人気があります。習得すればロボットやソフトウェアなど幅広い分野で活躍してくれる言語です。
そしてC++言語はC言語にオブジェクト指向を加えたプログラミング言語です。
オブジェクト指向とは簡潔にいうとモノ(オブジェクト)とそのモノの役割を定義することです。C++言語はこのオブジェクト指向によって効率よくプログラミングができるように作られています。Googleの「Chorme」で使用されるなど、Webアプリや業務システムにこの C++言語は使用されています。
2位 Python
2位はPythonで、1991年に開発されたオープンソースで運営されているプログラミング言語です。Pythonは読みやすく書きやすいプログラミング言語として作成されたため、1つの特徴して少ないコードで簡潔にプログラムを書けることが挙げられます。比較的理解しやすく、コード数も多言語と比べると少なくて済むためプログラミング初心者におすすめの言語です。PythonはAI開発に使用される機会が多く、近年のAIブームとともに需要が高まったことが大きな理由です。AIは行列計算や統計処理などの数学的処理がメインで、膨大な数学的データを扱います。そのため、ライブラリが豊富で、効率的に記述できるPythonが選ばれています。
3位 JavaScript
3位はJavaScriptで、1995年に誕生したプログラミング言語です。JavaScriptはWebサイト上でのバナー広告の表示や写真のスライドなど、Webページに動きをつける際に使用される言語です。JavaScriptを習得すれば自分の思い描くように自由にWebサイト内の表示を動かせるため、Webサイト制作の際にはユーザービリティを左右する重要な役割を担います。また、フロントエンドだけでなく、Node.jsのように、サーバーサイドで動くJavaScriptも存在し、汎用性が非常に高いことも1つの特徴です。日本国内でのランキングは3位ですが世界的に見るとPythonと並び圧倒的な人気があり、需要の尽きることのないプログラミング言語といえます。
プログラミング言語の年収ランキング
次はプログラミング言語の年収ランキングを紹介します。
実際に習得するプログラミング言語を選択する際に、選択するプログラミング言語はどのくらいの収入が見込めるかはプログラマーなどのエンジニアにとって重要な項目です。
最も使っているプログラミング言語と年収の関係(日経×TECH)
先ほどの人気言語ランキングと年収ランキングを見比べてわかる通り、トップ3にC言語とJavaScriptが共にランクインしています。
これは何を表しているといますと、結論、人気の言語を使える様になると年収が上がりやすいということです。
プログラミングで年収を上げたければ、簡単な話ですが、人気の言語を使える様になると早そうです。
次に習得したいプログラミング言語ランキング
下のランキングは上記ランキング同様、HackerRank社が162か国、全116,000人の開発者を対象としたアンケート調査をもとに作成しています。既にプログラミング言語を1つないし、複数習得している開発者が次に学びたいプログラミング言語はいったい何でしょうか。下のランキングはHackerRank社が公開している、開発者が次に習得したいプログラミング言語のランキングです。
HackerRank’s 2020 Developer Skills Report 1 / 25
Go
Go言語は2009年にGoogleが開発したオープンソースのプログラミング言語で、Googleのソフトウェア開発の生産性や拡張性向上を目的として開発されました。他の言語では複雑になってしまうコード表記も、Go言語を使用することでシンプルな構文で簡潔に記述することができます。直接機械語へとコンパイルをするので実行速度も早く、メモリーリソースの消費も抑えることができます。
また、ビズリーチが運営する「スタンバイ」による日本国内の言語別年収ランキングでは1位を獲得しています。
プログラミング言語別年収中央値を発表、求人検索エンジン「スタンバイ」調べ
Go言語は新しいプログラミング言語ということもあり注目度が高く、今後更なる需要が見込めます。
Kotlin
Kotlinは2011年に開発されたオブジェクト指向のプログラミング言語です。Kotlinは「Javaを簡潔にした言語」と言われるように簡潔さが大きな特徴です。また、GoogleがAndroidの開発言語としてKotlinを推奨したことで大きな注目を集めています。今後Androidアプリ開発に特化した言語としてKotlinの需要は増加していくでしょう。
Typescript
Typescriptは2014年にマイクロソフト社がJavaScriptを拡張して開発した言語です。
TypescriptはJavaScriptとの互換性が高くTypescriptのコードをコンパイルするとJavaScriptのコードに変換されます。また大規模開発に向いており、大人数のプログラマーが携わって進行するプロジェクトの際もエラーが起きにくいように設計されています。2017年にはGoogleが社内の標準開発言語にTypescriptを採用するなど将来性が期待できるプログラミング言語です。
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