英語力の習得に近道はない!でもせっかくだから勉強を楽しもう!

英語の勉強をしたい人「英語が話せるようになりたい!今度こそ英語学習を挫折せずに頑張りたい!だけど、実際どうやって英語学習をしたらいいのかわかりません。英語学習に於いて大切なことや効果的なことなどあれば教えてください。」
こういった疑問に応えていきます。
本記事の内容
- これまでの英語勉強法で大丈夫…?
- 英語の勉強に不足しているものとは?
- 英語力の習得には近道はない!でもせっかくだから勉強を楽しもう!
- 英語勉強中の励みになるような目標を設定しよう
- 英語勉強でのおススメまとめ
この記事を書いている私は、英語学習歴1年。
現在も英語の勉強中です。
英語の勉強法について、実体験に基づいて解説します。
これまでの英語勉強法で大丈夫・・・?
私は海外に行った際に、まず自分の話す英語が現地の人に通じないという壁にぶち当たった。
話していることが伝わらない、相手が何を喋っているのか聞き取れない。これでは当然、会話にすらならないので、すっかりお手上げ状態であった。
このような実体験を経て、英語学習方法について改めて考えたとき、過去の自分、そしてこれから英語を学習する人には、こうアドバイスしたいと本気で思う。
「実際に使うことを想定して、英語の勉強に取り組もう!」
なぜなら従来の日本式学習方法では、なかなか英語が使いこなせるようにならないからだ。
日本では、早い地域では小学校の頃から、遅くとも中学生の頃から英語を学習する。
学生時代には、テストでよい点数を取るためだけに懸命に勉強し、特に自身の英語力の習得度に拘ることなく、大人になっていく。少なくとも、実際の私がそうであったように。
そのような学生生活している中で、突然、街で外国人に道を尋ねられたりすると、内心かなり慌てふためき、とっさの英語が口から出てこないので、ご丁寧に直接目的地まで案内してあげたりする。
または、目的地が遠かったり、時間がなかったりすると、知らないふりをしてその場をやり過ごす。正直なところ、英語で説明が出来ないだけなのだが。
そして社会人になり、勤めていた会社に英語で問合せ電話があった時の、心臓が飛び出るような、驚き慌てたあの記憶は、今でも忘れられない苦い思い出だ。
英語を使いこなすためには、実際に使う場面を想像しながら、自分事にとらえて勉強をしていくべきだったと、大人になった今、痛感している。
英語の勉強に不足しているものとは?
なぜ、これだけ長年にわたり英語を勉強しているのにも関わらず、英語を使えるようにならないのか。考えてみたら、主に三つの理由が思い浮かぶ。
一つ目は、英語を「話す」「聞く」「読む」の練習が明らかに不足していること、
二つ目は、日本語と英語では「語順が違う」ということを認識していないこと、
そして三つ目は、長年の学習経験による「変なプライド」をもっていること、である。
一つ目については、「話す」「聞く」「読む」の練習量をバランスよく、増やしていくことで解決できるはずである。
とにかく、話の内容は何でもいいので英語で「話す」時間を自分で設定する。
音読や復唱のほか、最近では安価なレッスン料のオンライン英会話などもあるので使ってみるのもおすすめである。もちろん最初のレッスンでは、自分が思っている以上に、言いたいことが英語で出てこなくて悔しい、もどかしい思いをするかもしれないが、これは皆、通る道なのかもしれない。
最初は変な汗をかきながらも、そのままレッスン回数を重ねていくと、慣れてきて落ち着きを取り戻し、段々と「話す」ことが楽しくなっていく。
「聞く」ことについては、好きなテレビ番組や映画、音楽、何でもよいので、耳に入ってくる情報量を増やすことだ。ちなみに私の場合は、一人ドライブの時にはなるべく、地元ラジオ番組やポットキャストのニュース番組を流すようにしている。
あるいは、子供が初めて英語を学ぶ時の方法を採用してみても良いかもしれない。
実際、私の子供の勉強方法をみていると、Kindergarten(日本の幼稚園に相当するクラス)では英語の文字をその音と共に学ぶ。これは、日本でも最近取り上げられるようになった「フォニックス」発音での英語学習法である。
それぞれの文字音を覚えていると、子供はすばらしい発音で、知らない単語でもさらっと読めてしまうので本当に驚かされる。子供はこうやって言葉を習得するのかと、改めてハッとさせられるのである。子供の英語学習法ではあるが、大人も試してみる価値はあると思う。
そして「読む」ことについて。現在は沢山のコンテンツがある。自分の知りたいことをネット検索する際に、すべて英語で閲覧するのもよし、興味のある本や日本語で読んだことのある本を改めて洋書で読んでみるのもよい方法だ。アマゾンのAudibleを併用して洋書を読んでみるのもおススメである。
これらをまずはやってみる。まずは一週間、そして一か月、そして、そのまま習慣化へ。
でも実は、この「まずはやってみる」ということが一番難しいことなのかもしれない。
二つ目については、言語の成り立ちは変えられないので、双方の違いを認識しつつ、
英語用に頭を切り替えて文章を構成していくしかない。よくありがちな、日本語で文章作成したものを、英語に翻訳して、というようなやり方では到底、実際の会話では太刀打ちできない。というより時間的にも厳しいし、そもそも変な翻訳文になってしまう事が多いと思う。
実際にグーグル翻訳したものをみてみると分かるように、ちょっとヘンテコな文章になってしまうのがオチである。
なので、瞬間的に考え、英会話を成立させるためには、ある程度の会話パターンを身に沁みつかせるしかないと思う。その過程で、正しい語順、文法を習得していくのである。
三つ目については、この「変なプライド」を捨てることである。
よほど意味の分からない単語が出てこない限り、中途半端に意味が分かると、分かっていないことを率直に質問するタイミングを逃し、分からないまま話が進んでしまうこともある。そして相手が話し終わった頃にはトンチンカンな展開になっていたりする。
素直に、謙虚に、淡々と英語を勉強していくことが、結局、一番早い習得方法だったりする。
英語力の習得には近道はない!でもせっかくだから勉強を楽しもう!
よく巷では、英語を聞き流しているだけで自然と英語が話せるようになるというような教材が販売されていて、それがとても魅力的に見えて、すぐに飛びつきたくなる。
決してそういう類の教材がダメという訳ではないのだが、誰しも聞いているだけで自然と英語が話せるようになる、という甘い話はないと私は思っている。
英語を学習する人それぞれの事情は異なるため、たった一つの方法で、英語を勉強するすべての人が望む結果をもたらすことはないはずである。もし、そんな簡単な方法があるならば、これほどまでに英語の勉強法に関心を持たれる状況になることは無いだろう。
やはり、英語を習得するには、ある程度の時間と労力を要することだといえる。
うまい言い回しを覚えたり、新しい単語を覚えたりして自分のものとするのには、時間はかかるものだ。特に、実際に使う機会のない言葉を記憶に定着させるのは大変なことである。
このように重苦しいことばかりを連ねてしまったが、実際に英語が使いこなせようになると、自分自身に自信が持てるのに加え、視野が広がり、その後の人生を楽しめるチャンスを人一倍つかめる可能性が高くなると思う。
自分もまだまだ勉強中だが、辞めるのは本当に簡単で、いつでもできる。
せっかく勉強するのだからこそ、ここでひと踏ん張りして、その先に広がる世界や、成長した自分の姿にワクワクしながら、この機会を存分に楽しんだ方がいいに決まっている!
英語勉強中の励みになるような、目標を設定しよう
英語を勉強するモチベーションを維持するためには、励みになるような、具体的な目標を設定することが大事だと思う。この目標設定に適しているものの具体例としては、TOEIC、TOEFL、英検、BATICなど、様々な検定試験が挙げられる。
なぜなら、英語を熱心に勉強していると、ふと自分の英語力はどこまで上達したのか、気になるタイミングがいつかやってくるからである。
それまでは、何となく自然に英語を聞き取れたり、聞きたいことを聞けるようになったり、英語での自由度が高まってきたなと感じる機会が増え、それなりに満足しているかもしれない。でも、明確な目標を設定することなく勉強をしていると、段々と目標意識が薄れてきて、現状で満足しているうちに、また何か漠然とした悩みや不安が出てくるかもしれない。
正直なところ、解決できない何かに悩んだり、不安を感じたりする時間はもったいない。
出来ることには最善を尽くし、悩んでも仕方がないことには悩まない、と気持ちをうまく切り替えていくためにも、具体的な目標設定をしておいた方がよいのである。
目標を達成した時の充実感が、次の目標へと繋がっていく、そんな好循環を作れたら最高だと思う。
英語勉強でのおススメまとめ
これまで私が取り組んできた英語勉強において、おススメなものをまとめてみました。
➢YouTube他
「Jack Hartman Kids Music Channel」
「mmmenglish」
「Hapa英会話」
「サマー先生と英会話」
「TED×Talks」