残酷すぎる成功法則 第1章 成功するにはエリートコースを目指すべき?感想

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残酷すぎる成功法則が気になる人「残酷すぎる成功法則の書評が知りたいです。どんな内容で、どんな人が読むべきか詳しく知りたいです。」

こういった疑問に応えていきます。

本記事の内容
大人気ブログ“Barking Up The Worng Tree”の執筆者。『ニューヨーク・タイムズ』紙、『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙、『タイム』誌などが度々その記事を掲載し、米最重要ブロガーのひとりと目される。脚本家としてウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、20世紀フォックスなどハリウッドの映画会社の作品に関わった経歴をもち、任天堂ゲーム機「ウィー」のマーケティングの指針を助言するなど独自の研究に裏打ちされたビジネス才覚は一流企業からも信頼が厚い人が書いた本です。
自己啓発本で445ページは少し長いですが、その分論拠の確かさや説得力がしっかり詰まった1冊です。

「あらすじ」
これまでに二人の選手の命を奪った危険なレースがある。

参加者はサンディエゴからアトランティック・シティまでのアメリカ大陸を自転車で横断し、約4800キロを12日以内に走行しなくてはならないアクロス・アメリカ。

アクロスアメリカはスタートすれば、ゴールまでノンストップ。
食事睡眠、休憩のためにペダルから足を離すと、その間に競争相手に抜かれてしまう。
そのため、選手の睡眠は3時間でレースに耐え抜くしかなくなるが、次第に選手の体力は日ごとに衰えていく。

しかし、無敵の王者のロビックは今大会で5回の優勝をしており、2位を12時間ほど突き放して優勝しています。
世界一過酷なレースで、なゼロビックだけがこれほど圧倒的に強いのか。天武の才に恵まれた鉄人だったのだろうか?ロビックの体はごく平均的だった。

では最高のトレーナーがついていた?これも違う。
作家のダニエルは「ニューヨーク・タイムズ」紙に寄せた記事の中で、ロビックがレースで史上最強のライダーになれた1番の強みを分析しました。

それは、なんと「狂気」だという。

ハンドルを握ると文字通り正気を失う彼を、そのまま説明したまでで、レースの中の彼は半泣き状態で、偏執的神経症に陥り、足元の道路のひび割れにさえ何か意味が隠されていると思い込むほどである。

興味深いことにロビックに見られるような狂気は、ときに運動選手にとって強力な武器になることが知られている。

1800年代に科学者のフィリップは精神が病んでいるものは痛みをものともせず、人体のリミッターを超えた驚異的な力を発揮できると述べています。
こんなことは学校の教師は教えてくれないでしょう。正気を失うことによって世界的な栄誉を勝ち取るのに役立つなんてことは。

ただ宿題をちゃんとやり、規則を守り、いつも良い子でいなさいとしか言われたことはないでしょう。

ここで心からの疑問が湧いてくる。本当のところ、実社会で成功を生み出す要素はいったいなんだろうか。
それを掘り下げるのが本書です。

  • もしあなたが「痛みを感じない人」だったら?
  • なぜ高校の主席は億万長者になれないか
  • 国を救った「危険人物」

もしあなたが「痛みを感じない人」だったら?

アシュリンは、先天性無痛症です。彼女は生まれてから痛みを感じたことがない。外見は普通の少女だが、SCN9A遺伝子に欠陥があるため神経伝達がうまく働かず、痛みの信号が脳に届かない。
ですが、痛みを感じない先天性無痛症の「超能力」が命を危険にさらします。

両親が異変に気づくまで、アシュリンは骨折したかかとでまる二日も走りまわっていた。先天性無痛症の患者は寿命が短い傾向があり、小児期になくなることも珍しくない。

無事に育っても、舌先を噛み切ってしまったり、目を擦りすぎて角膜をひどく損傷したりする。成人しても生傷がたえず、骨折を繰り返す。目で見て初めてあざや切り傷、火傷などの以上に気づくので、毎日自分の体をチェックしなければならない。

虫垂炎など、内臓の問題になるとさらに深刻だ。本人は何の症状も感じないまま、なくなってしまうこともある。
それでもアシュリンのようになりたい!と思う人は多いかもしれない。歯の治療が怖くなくなるし、怪我や病気の痛みとも無縁だ。

偏頭痛や腰痛に悩まされることもない。医療費と生産性の低下という観点からすると、痛みによる損失は、アメリカで年間約65兆円にものぼる。

アメリカの15%は慢性痛に悩まされているので、喜んでアシュリンと替わりたいというものは少なくないだろう。

ベストセラー小説の「ミレニアム2 火と戯れる女」に登場する悪漢の一人は先天性無痛症で、この病気が超人的な能力として描かれている。プロボクサーである上に無痛症というその悪漢は、歯止めの効かない強力な力をもった真に恐るべき敵なった。
私たちの弱点が実は強みに変わるのはどんな時だろう?もしかしたら、ハンディとスーパーパワーをあわせ持つ、統計で言えば、”はずれ値”のものの方が有利なのではないか?それとも、釣り鐘曲線の真ん中に位置する方が幸せな人生を歩めるだろうか?
多くの人は冒険を冒さず、既定路線を生きるように奨励されている。しかし、常に規定された「正しいこと」を行い、リスクを最小限にする生き方は成功への道だろうか?もしかしたらそれは、凡庸な人生への道ではないだろうか?

この内容を読んで、とにかく行動してみようという気持ちになりました。
自分には何もないと思い込んで生きていたので、とにかく最小限のリスクで正しいことだけをやろうと思っていました。
だけど、本に書いてある通り、もしかしたらリスクを取らずに常に規定された正しいことだけをやっていたら凡庸になるかもしれないという気持ちになりました。

それと、弱点があるからやめとこうというマインドがなくなり、弱点を強みに変えている人がいるので、弱点を弱点のままにせず、強みに帰れるように考えて行動してみようという気持ちになる内容でした。

なぜ高校の主席は億万長者になれないか

ボストン・カレッジにある研究者のかれんは1980年代、90年代にイリノイ州の高校を主席で卒業した81人のその後を追跡調査した。

彼らの95%が大学に進学し、学部での成績平均はGPA3.6で(3.5以上は超優秀)さらに60%が1994年までに大学院の学位を取得。
高校で学業が優秀だった者が大学でも成績良好なことは想像に難しくない。その90%が専門的なキャリアを積み、40%が弁護士、医師、エンジニアなど、社会的評価の高い専門職に就いた。

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彼らは堅実で信頼され、社会への順応性も高く、多くのものが総じて恵まれた暮らしをしていた。
しかし、彼らの中に世界を変革したり、動かしたり、あるいは世界中の人々に感銘を与えるまでになる者が何人いただろう?

答えはゼロです。

「主席たちの多くは仕事で順調に業績を重ねるが、彼らの圧倒的多数は、それぞれの職能分野を第一線で率いる方ではない」
「優等生たちは、先見の明をもってシステムを変革するというより、むしろシステム内におさまるタイプだ」この81人がたまたま第一線に立たなかったわけではない。
調査によれば、学校で優秀な成績をおさめる資質そのものが、一般社会でホームランヒッターになる資質と相反するのだという。

では、高校でナンバーワンがmったに実社会でのナンバーワンにならないのはなぜか?理由は2つあります。

第一に学校は、言われたことをきちんとする能力に報いる場所だからだ。
学力と知的能力の相関関係は必ずしも高くない。

学校での成績は、むしろ自己規律、真面目さ、従順さを示すのに最適な指標である。

アーノルドは「学校は基本的に、規則に従い、システムに順応していこうとする者に報奨を与える」と語った。
81人の首席たちの多くも、自分はクラスで一番勤勉だっただけで、一番賢い子は他にもいたと認めている。

また、いい成績を取るには、深く理解することより、教師が求めている答えを出すことの方が大事だというものもいた。
首席だった被験者の大半は、学ぶことではなく、いい点を取ることを自分の仕事と考える。「出世第一主義者」に分類される。

第二の理由は、すべての科目でいい点を取るゼネラリストに報いる学校のカリキュラムにある。
学生の情熱や専門的知識はあまり評価しない。
ところが、実社会ではその逆だ。高校で主席を務めた被験者たちについてアーノルドはこう語る。

「彼らは仕事でも私生活でも万事そつなくこなすが、1つの領域に全身全霊で打ち込む方ではないので、特定分野で抜きんできることは難しい」

どんなに数学が好きでも、優等生になりたければ、歴史でもAを取るために数学の勉強を切り上げなければならない。専門知識を磨くには残念な仕組みだ。
だがひと度社会に出れば、大多数の者は、特定分野でのスキルが高く評価され、他の分野での能力はあまり問われないという仕事に就くのだ。

アーノルドは、純粋に学ぶことが好きな学生は学校で苦労するという事実を見出した。情熱を注ぎたい対象があり、その分野に精通することに関心がある彼らにとって、学校というシステムは意気が詰まる。
その点、首席たちは徹底的に実用本位だ。彼らはただ規則に従い、専門的知識や深い理解よりひたすらAを取ることを重んじる。

学校には明確なルールがあるが、人生となるとそうでもない。
だから定められた道筋がない社会に出ると出ると、優等生たちはしばしば勢いを失う。
ハーバード大学のショーン・エイカーの研究でも、大学での成績とその後の人生での成功は関係がないことが裏づけられた。

700人以上のアメリカの富豪の大学時代のGPAはなんと「中の上」程度の2.9だった。
ルールに従う生き方は、成功を生まない。良くも悪くも両極端を排除するからだ。

おおむね安泰で負のリスクを排除するかわりに、目覚ましい功績の目をつんでします。
車のエンジンに超速機をつけて、制限速度を超えないようにするとの同じだ。

致死的な事故に遭う可能性は大幅に減るが、最高記録を更新することもなくなる。

ルールに従い、いつも安全策を取る者が頂点を極めないのなら、ひとかどの成功者になるのはいったい誰なのか?

この章を読んだときに僕にはまだ可能性があるのだと確信した。
何故なら僕は学校の成績は良くなく、むしろ学校の授業や先生の言われたことに反発した不真面目な生徒でした。

学校や先生に言われたシステムには適用できなかったので、人生というシステムには適用したいと思いました。
それと同時に自分よりも優秀な人が対応できていないので大きなチャンスと思い、優秀な人がやっていないことなど両極端になることを積極的にやろうと思います。

僕のように学校の成績が良くない人で、これから頑張りたいと思っている人も多いと思いますが、この本はそんな人に対して大きな勇気を与える内容です。
逆に学校の成績が優秀な人は社会に出てなぜなのかが、わかる内容となっているので、かなり勉強になりました。

残酷すぎる成功法則

国を救った「危険人物」

チャーチルはイギリスの首相になるはずがない男だった。
”全て完璧にこなす”政治家とほど遠い彼が首相に選ばれたことは、衝撃的な出来事だった。
たしかに切れ者ではあるが、その一方で偏執的で、何をしでかすかわからない危険人物というのがもっぱらの世評だったからだ。
チャーチルは26歳で英国国会議員になり、せいかいで順調に頭角を現したが、次第に国家の要職には適さない人物だと見られるようになった。

60代を迎えた1930年代は政治的キャリアは事実上終わっていた。
色んな意味でチャーチルは前任者のチェンバレンの引き立て役に甘んじていた。
チェンバレンといえば全て完璧にこなす。
まさに典型的なイギリス首相だった。

イギリス人は、首相を迂闊に選んだりはしない。

適性を厳し吟味されて選ばれるのが通例だ。
チャーチルは、異端の政治家だった。愛国心に満ち溢れ、イギリスへの潜在脅威に対してパラノイヤ的な防衛意識を貫いた。
ガンジーさえも危険視し、インドの自治を求める平和的な運動にも猛反対した。

チャーチルは自国を脅かすあらゆる脅威に騒ぎ立てる臆病者だったが、まさにその難点ゆえに、歴史上最も尊敬される指導者の一人となった。

この内容は世の中のあらゆるところで実際にあることだと思います。
今回ですと、危険人物だと思っていた人が結果的に正しい判断をして、歴史上最も尊敬される指導者になったという内容ですが、多くの人は外見やその時の印象など表面上で見える箇所で判断しがちです。

僕自身もよくありますが、表面上だけで判断をされて、誤解をされる損する人間です。

ですが、人はチャーチルのように外見だけで判断できません。
本当に何を考えているかは本人か短かな人にしかわからないことが多いものです。

それなのにも関わらず、外見や人から聞いた話だけを聞いて鵜呑みにして判断するのは間違った判断の可能性が高いので気をつけたほうがいいなと思いました。
僕の感想ですが、チャーチルのような不器用な人間は多く存在し、本当に良くしたいと思っている人ほど、不器用で偏執的な人が多い気がします。
偏執的だから悪い奴だとかはないので、しっかり話を聞いて判断した方がいいですね。

話を聞く前に判断をするのが間違っていると思います。

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