残酷すぎる成功法則 第1章 成功するにはエリートコースを目指すべき?感想④

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残酷すぎる成功法則が気になる人「残酷すぎる成功法則の書評が知りたいです。どんな内容で、どんな人が読むべきか詳しく知りたいです。」

こういった疑問に応えていきます。

本記事の内容

  • 裕福な人は規則を守るか
  • 実社会でどんな人でもできる「増強装置」の使い方
  • 成功には「環境」と肝に銘じる

裕福な人は規則を守るか


「増強装置」の概念は、個人の芸能的才能や運動など専門的技能といった分野にのみ当てはまるわけではない。
一般社会とはあまり関係がないかと思うと、それは間違いだ。
たとえば世界で最も裕福な人びとについて考えてみよう。

彼らは昔、まじめに規則を守り、「外れ値」のようなマイナスの特性とは無縁な人間だろうか?

いや、そんなことはない。

「フォーブス」誌が発表した「フォーブス400人」のうち、58人は大学に行かなかったか、あるいは中途退学をしていたが、その58人の平均資産額は48億ドルで、全メンバーの平均資産額より167%も高く、これは、アイビーリーグの大学を卒業したメンバーの平均資産額の2倍以上に相当した。

積極的に攻めまくるシリコンバレーの起業家といえば、現代を象徴する成功者というイメージだろう。
思いのままにそのイメージを並べればこんな感じだろうか?

エネルギーの塊、リスクを冒す、短時間睡眠者、ばかげた行為を容赦しない、自信とカリスマ性がある、果てしなく野心的、衝動に突き動かされ、片時もじっとしていない、、、。

まさにこれらの特性は、軽躁病の症状としても知られている。
しかもジョンズ・ホプキンス大学の心理学者、ジョン・ガートナーによる研究は、これがたんなる偶然でないことを示した。

本格的な躁病者は、社会で働くことが難しい。しかし軽躁病は、ゆるくでも現実と結びつきながら、目標に向かって片時も休まず、興奮状態で、衝動のままに突き進む仕事人を作り出す。
増強装置を持つものは、その特性の良い面、悪い面をあわせ持つことになる。

論文「悪癖を矯正することの経済的価値:不品行、学校教育、労働市場」の著書たちは、男児の攻撃性や不品行をなくそうとすることは、彼らの成績改善には役立つが、生涯収入を減らすことを明らかにした。

かんしゃくを起こすなど感情を震わにする男児と比べて、たくさん働き、より生産的で、収入が3%高いことが明らかになった。

この事実は、ベンチャー企業に当てはまる。匿名な投資家、アンドリーセンは、スタンフォード大学での講演で次のように語った。

ベンチャーキャピタルの仕事は100%「外れ値」、それも極端な外れ値への投資です。
「弱点がない企業ではなく、強みがある企業に投資しろ」というのが私たちのコンセプト。最初は当然のことに思えますが、これがなかなか微妙な判断を要するものでしてね。

ベンチャーキャピタルとして標準的なやり方は、チェックボックスを埋めていくことです。

「創立者良し、アイデア良し、製品良し、初期顧客良し、、、」と次々チェックを入れていった挙句に「オーケー、投資しよう」と決断します。

その結果探し出した投資先は、注目すべき魅力が何もない社会だったりするのです。
それには、外れ値になるような圧倒的な強みがありません。

裏を返せば、本当に素晴らしい強みがある社会には、たいてい深刻なけってもあるということです。だからベンチャーキャピタルに警告したいのは、やばい欠陥があるからと投資先から外していたら、大勝利者になる企業に投資しないことになるということ。

探すべきは、弱点なんか目じゃなくなるほど、かけがえのない強みがある新興企業です。

こちらの章を読んで、今までの僕は「裕福な人ほど勉強ができて、真面目で頭がいいのだろう」と思い込んでいました。
ですが、上記記載の通り、本には精神障害を発症する確率が高いとあり、衝撃を受けました。また成功を極めるために、一般社会では問題視されるような特性を持つことが必要だと書かれており、やはり普通ではダメなのだなと思いました。

また、精神障害だけではなく、サイコパシー傾向などもある人が多いと書かれているので、積極的に世間一般で言われる「変な人」になろうと思いました。

実社会でどんな人でもできる「増強装置」の使い方


むくんだとリーダーシップの理論について話をかわしたのに血、誰もが知りたがっているあからさまな質問を投げかけてみた。
「人生で最も成功するために、この理論をどう役立てたらいいでしょう?」
2つのステップがある、と彼は答えた。
まず第一に、自分自身を知ること。

小鯛デルポイの神殿の石に「渚自身を知れ」と刻まれていたのをはじめとして、この言葉は歴史に難度なく登場する。
あなたがもし、ルールに従って行動するのが得意な人、主席だったり成績優秀で表彰されたことがある人、「ふるいにかけれらた」リーダーなら、その強みに倍かけするといい。

自分を成功に導いてくれる道筋があることをしっかり確認しよう。
実直な人々は学校、あるいは、明らかな答えや規定のコースがある場所で功績をあげられるが、決まったら道がないところでは、かなり苦戦することになる。

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調査委によると、失業したとき、彼らの報復度は、そこまで実直でない人人に比べ、120%低下するという。

道筋がないと迷子になってしますからだ。どちらかというと規格外で、アーティストなど「ふるいにかけららていない」タイプだったら?その場合、既存の体制に従おうとしても、成果が限られているかもしれない。

それよりは、自分自身で道を切り開こう。リスクをともなうが、それがあなたの人生だ。

自分を改善することは大切な心がけだが、私たちは根本的なそれほど変化しないことが研究でも示されている。
例えば話すときの流暢さ、適応性、衝動性、謙虚さなどは、幼少期から成人期をと通してほぼ変わらない。

マネジメントに関しておそらく世界で最も影響力のある思考家のピーターも著書「明日を支配するもの21世紀のマネジメント革命」の中で、まさにむくんだと同じことを指摘している。すなわち、仕事人生で成功するには、
「自分を知る」の一言に尽きる。とくに、自分が望むことを人生で成し遂げるには、何よりも自分の強みを知ることだ、と。

時々、誰もが羨ましくなるようなひとがいる。自信満々で何かをやり始め、自分は必ずこれを極めると宣言し、その通り平然とものにする。だが、そこには秘訣がある。彼らとて全てに得意というわけではない。

自分の強みを心得ていて、それに合うものを選んでいるのだ。
この手際について、ドラッカーは次のように述べている。

自分の強みを知っていれば、仕事の機会やオファー、あるいは任務に与えられたとき、あなたはこう言えるでしょう。

「はい、できます。ただし、私の仕事のやり方はこうで、仕事の組み立て方はこうです。人との関わり方はこうなります。与えられた期間内で、私が約束できる仕事の成果はこういったものになります。なぜなら、これが私という人間だからです。」

成功には「環境」と肝に銘じる


自分のタイプと強みを知ったら、次はどうするか?
第二のステップとして、ムクンダは「自分に合った環境を選べ」と語った。

自分を成功に導く環境を選び出す必要があります。コンテクストは非常に重要。ある状況で目覚ましい成功をおさめた「ふるいにかけられていない」リーダーは、ほぼ例外なく、別の状況では悲惨な失敗をつけることになります。

彼らはついついこう考えます。「私はいつでも成功してきた。私はいつでも成功者であり、私は私ゆえに成功してきた。だから、この新しい環境でもきっと成功するだろう」と。でもそれは間違いです。あなたが成功できたのは、たまたまあなたの性質や先入観、素質、能力のすべてが、その環境で成功を生み出す要素にそっくり当てはまったからなのです。

自分にこう問いかけてみよう。
「私ができることを高く評価してくれるのは、どの会社、組織、状況だろう?」

誰しも環境を受ける影響は大きい。ルールに従うのが得意で真面目な主席タイプがよくつまずくのも環境が原因だ。
これといった情熱や、特に喜ばせたい対象がなくなり、洗濯も自由になると、間違った方向へ行きかねない。卒業生主席たちのその後も研究したカレンは言う。

「主席だったらなら自分のことは立派にやれるだろうと世間は考えるが、勉強でAが取れていたからといって、卒業での成果を仕事での功績に転換できるとは限らない」。
調査によれば、あなたが、「ふるいにかけられた」医師だろうが、「ふるいにかけられていない」破天荒なアーティストだろうが、どの「池」を選ぶかが極めて重要だ。

ハーバードビジネススクールのポリス教授は、ウォール・ストリートの敏腕アナリストたちが競合社会に転職すると、トップアナリストの座から転落することに気がついた。なぜか?

一般に、専門家の能力はもっぱら本人特有の技能によるものと考えられ、環境の力は見過ごされがちだ。

例えば、専門家本人が周囲の内情を知り尽くしていること、彼らを支えてくれるチームの存在、一緒に働くうちに作り上げた簡潔な伝達法、などといった要素だ。
それを裏づけるように、グロイスパークは、花形アナリストが自らのチームを率いて転職した場合、そのままトップの業績を維持していることを発見した。

私たちが”池”を賢く選択すれば、自分のタイプ、強み、環境を十二分に活用でき、計り知れないプラスの力を生み出せる。これこそが、仕事の成功に直結するものだ。
しかも、こうした自己認識は、あなたがその気になればどんな場所でもプラスの力を生み出せる。

それを如実に物語っているのは、トヨタの事前活動の例だ。
ニューヨークのフォードバンクは企業の寄付金で成り立っている。トヨタも献金をしていたが、2011年に、はるかにいいアイディアを思いついた。寄付金はどこの会社でも提供できるが、自分たちには他に提供できるユニークなものがある。

それは、常に皇帝の改善と効率アップを追求するトヨタならではの専門的技能、「効率」そのものを寄付することにしたのだ。
ジャーナリストのモナがレポートしている。

「スープキッチンでは、トヨタのエンジニアのおかげで、夕食待ち時間が90分から18分に短縮されました。また、ボランティアによるハリケーンサンディの被災者向け物資の箱詰めでは、トヨタから指導を一回受けただけで、一箱あたりの作業時間が3分から11秒に短縮されたのです」
これはあなたにもできることだ。

自分をよく知り、正しい”池”を選択する。すなわち、自分なりの強みがを見極め、それを最大限に活用できる場所を見つけるのである。

この章を読んで、環境の大切さを改めて理解しました。環境は大切だと聞いたことがある人は多いかもしれませんが、意外と自分の強みを活かせる環境を選んでいない人は多いかもしれません。

例えば、苦手な仕事だけでも無理して頑張ったり、他に好きなことなどがあるけど、その分野で仕事をしなかったりなど、仕事を楽さや給料などで選んだりする人。

この章に書いてあるように成果を上げた人が別の環境の仕事をした場合、同じように成果を上げることができず、失敗するとありますが、逆にうまくいっていない人は思い切って環境を変えるのもいいかもしれません。

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